iphoneのsimフリー

iphoneを大手通信キャリアから購入するケースでは、概ね2年から3年程度の長期契約と併せて加入することで、大幅な割引となるサービスを利用するユーザーが大多数ですが、それと引き換えに、購入できる端末にはSIMロックがかかっており、契約しているキャリア以外では利用できない仕様となっています。
総務省のガイドラインに基き、端末を購入してから一定期間経過後、ユーザーの希望があれば、キャリアはSIMロックを解除する義務が生じます。
しかし、端末の仕様により、系列の通信事業者以外では、いくつかの不具合が生じるケースがあります。
昨今では、月額料金を少しでも節約する目的や、事業者独自の付加サービスを求めて、格安simを提供しているmvnoへの移行を検討するユーザが増えていますが、simロックと、端末の仕様が、しばしば問題になることがあります。
ひとつは、周波数の問題で、iphone6までのモデルは、各大手キャリアで広く普及しているバンド1には対応しているものの、それ以外のキャリア独自の周波数に対応しておらず、他社系列の格安simに移行した場合、一部の郊外や山間部など、バンド1の弱いエリアで利用する際に、圏外となったり、つながり難く、不安定になるなど、不具合が発生する可能性があります。
もうひとつは、テザリングの問題で、au、ソフトバンクでは、原則として有料サービスとして提供されているテザリングオプションの利用判定に独自のシステムを導入しているため、それらの回線を利用した格安simでは、テザリングが利用できない仕様になっています。
iphoneのsimフリー版であれば、日本国内のみならず、世界中のあらゆるキャリアの周波数に対応しているため、繋がりやすさについては問題はありませんが、au、ソフトバンク回線を使用した格安simで、テザリングが利用できない仕様は同様です。
それらの事情を鑑み、どこのキャリアがsimフリーにしやすいかを考えると、simフリー版、または、ドコモが提供しているiphone6s以降のモデルで、ドコモ回線を使用した格安simを利用するというのが、ベストな結論となります。
理由は、ドコモの回線を使用した格安simが圧倒的に種類が多く、料金プランや付加サービスを含めて選択肢が豊富にあること、すべての周波数に対応し、日本全国どこでも繋がりやすいこと、テザリングが問題なく動作することが挙げられます。